赤ちゃんの発達について
【赤ちゃんの頭が歪むのはなぜ?】
生まれたばかりの赤ちゃんの頭の骨はいくつかの骨が隙間を開けた状態でで組み合わさってます。
そのため、・出産時の圧力・寝かせ方・抱っこの仕方 などで一定方向から圧力を受けた続けると頭の形が変形してしまうのです。(頭蓋変形)
これには大きく分けて二種類あります。
①出生前 の頭の変形 (先天性変形)
②出生後 の頭の変形 (後天性変形)
またこのほかにも、早期に医療機関を受診した方がいいものに
・水頭症 頭の中の髄液の循環、吸収障害によるもの。
・頭蓋骨縫合早期癒合症 成長よりも早く癒合が始まってしまうもの。
などがありますので気になった際は早めに知識のある人に相談するか、一度受信してみてください。
①先天性変形の原因
・子宮内での胎児の状況
基本的に産道に頭を向けていますが、多胎妊娠(双子等)や子宮筋腫等でスペースが狭いことで変形を助長する場合があります。
・出産に起因するもの
吸引分娩やかんし分娩による変形の助長、産道を通過するときに難産で時間がかかり圧力がかかり続けた場合などがあります。
②後天性変形の原因
生まれた後の過ごし方、育児の方法などによる変形が主な原因。
寝かせ方が常に上を向いて寝ている、長時間同じ方向を向いて寝ている等の頭部への持続的な圧力により当たっているところが扁平化して歪んでしまいます。
頭の歪みの種類
・斜頭症
一般的に一番多くみられる形です。
左右どちらかの後頭部が扁平化してしまい、左右の非対称や額(おでこ)の出具合の違い、耳の位置のずれなどが特徴的です。
・短頭症
いわゆる『絶壁』と言われる状態です。
後頭部が平らで横に少し広がる状態、額の突出などが特徴です。
・長頭症
後頭部が長く、後方に突出したような状態です。
吸引分娩に起因することが多い症状です。
【頭の歪みはなくなるの?】
1歳ごろまではまだ骨どうしがくっ付いていないため、
確実に変化はします。
しかし、的確な判断と施術、環境の改善が必要となります。
重症度により医学的な治療やヘルメット治療が必要な場合もありますし、徒手による施術や日常生活での寝かせ方などの改善でする場合も多々あります。
大切なのは「なんで歪んだのか。」に対して対応していくことです。
そして『施術開始の時期』これも重要です。
基本的に頭の骨が動きやすい0歳~2歳までが適応年齢となります。
早い段階で「歪んでいる気がするなぁ~。」と思われた方は
InstagramのDMやメールでのご相談(無料)でもかまいませんので、一度ご相談ください。